【今月の言葉】

 先日テレビを見ていると俳優の上野樹里さんが、「元気かな?」「会いたいよー」

遠く離れたご両親に想いを寄せる様子が描かれ、その後に今月の言葉が流れました。

「自分が想っている以上に   親は自分を想っている。」という宣伝でした。

遠く離れてなかなか会えない両親やお浄土に送った両親に対する思いが描かれており心に残る映像でした。

 このような道歌があります。

「親想う 思いも親のおもわする 想いと知って 親思う」

私たちが両親どうしてるかな?て思う時は、両親が我々の事を思っているんですよ。と言う作者の感想です。

お釈迦様が私たちに、最も身近な親の恩を教えられた経典が、『仏説父母恩重経』です。その中に

「若し子遠く行けば、帰りて其の面を見るまで、出でても入りてもこれを憶い、寝ても覚めても之れを憂う」

「己生ある間は、子の身に代らんことを念い、己死に去りて後には、子の身を護らんことを願う」

とあります。令和5年秋彼岸、ご両親に想いを寄せて下さいね。