【今月の言葉】
今月の言葉は、京都文教大学の掲示板の言葉を引用しました。
「聖徳太子」は、日本の歴史的な人物であり、仏教の信仰と教えに深く関わっていました。太子は十七条憲法を制定し、その中で「篤く三宝を敬え」と述べています。
三宝とは、仏教の教えにおいて非常に重要な概念です。
◎仏宝(ぶっぽう)
仏宝は、仏陀(お釈迦さま)の教えを尊ぶことを意味します。
仏陀は、約2600年前にインドでさとりを開かれ、人々に真の幸福への道を示しました。その教えを尊ぶことが仏宝です。
◎法宝(ほうぼう)
法宝は、仏陀の教えそのものを指します。
仏陀の教えは、いつでもどこでも変わらず、すべての人が幸福になれるものです。
◎僧宝(そうぼう)
僧宝は、仏教を正しく伝える僧侶を尊ぶことです。
正しい教えを伝える僧侶は、仏教の伝承に欠かせない存在です。
聖徳太子は、これらの三宝を敬うことによって、日本を正しく治めようとしました。仏教を求める際には、三宝に帰依することが大切であり、その心がけを持つことで本当の幸せに近づけるとされています。
その教えを我々に分り易く説かれているのが、浄土宗大本山増上寺台下、椎尾弁筺上人です。明るく正しく仲良く集まりゆくところ、一家は睦まじく、町村に明るき道は開かれ、その家にその町に佛様の世界が現れます。