【今月の言葉】

究竟円満(くきょうえんまん)

 「究竟円満」とは仏教の言葉で、最高の喜びを伴う、完全な状態を意味します。

 単に満たされているということではなく、修行の先に到達する、揺るぎない満足と安らぎの境地を指します。

◆ 究竟(くきょう) 

これ以上ないところまで行き着いた状態。最終段階・完成形・究極という意味があり、 仏教では「悟りの完成」「真理に到達した状態」を表します。

◆ 円満(えんまん) 

欠けるところがなく、調和がとれ、すべてが穏やかに整っている様子を表します。

 究竟円満をまとめると、👉 「あらゆる面で完全に整い、これ以上求めるものがない完成の境地」ということになります。

 仏教では、人は煩悩(迷い・欲・怒り)を抱えて生きています。 修行を重ねることで、迷いがなくなり、物事を正しく見極める智慧が備わり、他者を思いやる心が自然にあふれてきます。 その到達点こそが「究竟円満」なのです。