【今月の言葉】
皆さん見ておられますか?NHK大河ドラマ「どうする家康」が第3話まで進んでまいりました。以前霊場参拝でお参りした大樹寺や岡崎城が舞台になっていましたね。そこで今月の言葉は徳川家康の遺訓からいただきました。遺訓とは故人の残した教えのことで父祖から子孫への教訓を示します。全文をご紹介いたします。
東照公 御遺訓(とうしょうこう ごゆいくん)
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し 急ぐべからず
不自由を常とおもへば不足なし
心に望みおこらば困窮したる時を思ひ出だすべし
堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思へ
勝つことばかり知りて負くる事知らざれば
害その身に至る
己を責せめて人をせむるな 及ばざるは過ぎたるより勝れり