【今月の言葉】

今月の言葉は、私の好きな本「永六輔」著「大往生」の1節です。

永 六輔(えい ろくすけ、1933410- 201677日は、日本のラジオ番組パーソナリティ、タレント、随筆家。元放送作家、作詞家である。自称は“旅の坊主”、“ラジオ屋”、“テレビ乞食”、“遊芸渡世人”、“男のおばあさん”など。本名は永 孝雄(えい たかお)。1994年には『大往生』を発表。日本のあちこちの無名の人々の生、死に関する様々な名言を集めたこの本は、200万部を超える大ベストセラーとなる。他に、多方面でのエッセイの著作が多数ある。(ウィキペディアより)

この「大往生」のテーマは高齢社会を迎えて(生老病死)を心安らかに、面白く、身近に考えるための本です。井上ひさしさんは、「むずかしいことをやさしく、やさしいことをおもく、おもいことをおもしろく」伝えようと工夫されています。

今月の言葉は、街のお婆ちゃんの何気ない言葉です。

「二十歳のころから、自分が三十歳になったら、四十歳になったら、」八十歳になったら、ということを考えながら生きています。」

「赤ちゃんの時には可愛いと言われて 花嫁の時んは美しいと言われて

お婆ちゃんになったら、 また可愛いと言われたい」

この言葉の中に人生が見えてきますね。阿弥陀寺の檀家さんの中に、痴ほうの症状が発症しているおばちゃんがおられます。そのおばあちゃんは、お世話をしてくれる方々に「ありがとう、ありがとう」て言われます。仏教ではこのことを「和顔愛語、和顔施」といいます。