【今月の言葉】

「曼殊沙華 抱くほど採れど 母恋し」

 秋のお彼岸に亡き母親の墓地にお参りすると、美しく咲き乱れた曼殊沙華(彼岸花)様子が伺えます。兵庫県多可町市原では、「直接言うのは照れくさい、孝行のメッセージ」を募集しています。その入選作に彼岸花にまつわる作品があります。

 「おとうさん、おかあさん。姉妹3人でやっとお墓を建てました。住み心地は如何ですか?十代の娘たちを残して突然逝ったあなた達。あれから何十年。今私たちは幸せです。皆で曼殊沙華を植えました。秋を楽しみにね。」(藤田加代子61歳)50回忌が近づいて、いろいろあったがあの両親が生んでくれたからこそ今の私たちがあるんじゃないの。小さくてもいいお墓を建てよう。そしてその周りに彼岸花を植えたという光景が目にうかびます。